
「ごっ舌で~す!」に登場するお店はお食事系の他に、たま~に話題のスイーツ系のお店が登場します。高級チョコレートや生クリームたっぷりのパンケーキなど、確かに美味しい!そして映える!
だがしかし…!しょくたんが本当に好きなスイーツとは「違う!違う!そうじゃない!」だったりするのであった。

これですよ!これ!ご存知ですか?「ベビーカステラ」です。
その誕生の歴史は古く、なんと100年以上前ともいわれています。小さな楕円形が並んだ型に小麦粉で作られた生地を流し込んで焼き上げる、お祭りの屋台でお馴染みの関西地方発祥ソウルフード!
焼き立てアツアツを屋外で頬張った時の幸福感たるや!中はもちっとフワフワなのに外はサクッと焦げ目がついていて、ムニュっと噛むとほんのり甘くて…!口の中にポイポイ放り込み、紙袋に山盛りあったはずがいつの間にか空っぽに!そして牛乳が欲しくなる。ここまでがお約束のベビーカステラ。子ども時代の贅沢スイーツといえばクリスマスケーキが最上位に入る子が多い中、しょくたんはベビーカステラ一択でした。
でもベビーカステラってそう簡単に食べることが出来ない希少価値のある食べ物でもあるのです。基本はお祭り屋台だし、そもそも出会いの機会が極端に少ないのよね…と、思っていた矢先にしょくたんは見つけてしまったのだった…!!

これは夢か幻か…!?
夢ならば冷めないで欲しい!
店頭にはターポリンの大きな看板幕。道行く人が足を止めて見入っています。目立ちますね。
というわけで今回訪れたのは「寛 -KUTSUROGI-」 様。


屋台の「いわゆるベビーカステラ感」はほぼゼロのオシャレでキレイな店構え。でもビジュアルは間違いなくあの楕円の形状!
だ、大丈夫…だよね?…と、一抹の不安。オシャレ路線に走ってしまった場合、味までも違う方向に舵切していないだろうか。アールグレイの茶葉を混ぜて焼きましたとか、ココナッツの香りをつけましたとか。そんなことだけは絶対にしないでいて欲しい!いいのよ、あの屋台の味で!

店内もオシャレな和カフェ風。
入口近辺では店員さんがあの見慣れた型で焼き上げているぞ!混じりっけなしのベビーカステラのあの匂いが漂っている!
でもここは都会の一等地。ベビーカステラはオシャレカフェに合うように進化を遂げていた!ここはせっかくなので令和版のベビーカステラとやらもいただきましょうか!



「え~っと…どちら様でしょうか?」
と問いたくなるビジュアルに変貌を遂げたベビーカステラ様。すっかり高貴な装いになりました。しょくたんが注文したのは抹茶クリーム仕立てバージョン。もはや別人格!

見た目は映えているものの、ベビーカステラの味は死守されていました。
屋台の味 + カフェ風。誰もが納得のこのバランス。

シンプルな味(そのままベビーカステラ)というのもメニューもあるので、撮影用に注文。やっぱり落ち着くこの素朴な感じ。

中を割ると新鮮な卵がたっぷり使用されているのが分かる色味。ふわっともちっと!ちゃんとバッチリ!
甘すぎない優しい味付けなので幾つでも食べられます。そして牛乳プリーズ!
「焼き立てのベビーカステラが食べたい!」と思ってもハードルが高かった昨日までのしょくたん。でも今日からはいつでも会える。安心感と幸福感に満たされお店をあとにしました。
寛 -KUTSUROGI- 様、ありがとうございました。


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