
実家に1つはあるのではないでしょうか?「ひょうちゃん」の醤油入れ。立派な陶器製の入れ物に愛嬌のある顔が描かれていて使い捨てにするには勿体ないかわいさのあの醤油入れ。あ!ひょうちゃんを語る前にまずはその親分?でもある崎陽軒様の焼売について語らないと。
ひょうちゃんの醤油入れでお馴染みの横濱崎陽軒様の名物である焼売は「シウマイ」と呼びます。その歴史は古くなんと1908年の創業。もう100年以上も前から美味しいシウマイ、シウマイと言えば崎陽軒!としか思いつかないほどのブランドを作り上げた崎陽軒様。
1928(昭和3)年に「横浜に名物を!」との想いから誕生し、列車の中で旅のお供として親しまれたひとくちサイズのシウマイ。豚肉と貝柱を混ぜ合わせて車中でも食べやすいひとくちサイズで作られたそうです。
さて、ひょうちゃんはシウマイの発売からしばらく後の1955年の誕生。つまり今年2025年はひょうちゃん70歳の記念すべきイヤー!今なら期間限定の特別な絵柄に会えるかもしれないそうです!コレクターの方もいらっしゃるようですし、急げ崎陽軒へ!と、いっても今回は限定ひょうちゃんではなく、崎陽軒様のシウマイが「まさか」の姿になった!という情報を入手し駆けつけることになったのです。
訪れたのは「横濱崎陽軒 シウマイBAR」様。なぜにBAR?と思われた事でしょう。ネーミングからして普段の崎陽軒様のお店ではないことは間違いない。


店頭には三角看板が2つ。シウマイの美味しそうな写真が道行く人の目を惹きつけます。


お馴染みのシウマイがズラリ!この赤い龍のパッケージを見ると無性に食べたくなります。


馴染みのないものとしては、デパ地下などの崎陽軒様の店先では見かけない「せいろ」があります。そういえば崎陽軒様のシウマイって冷えた状態をレンジでチンする以外に、出来立ての温かいものは食べたことがないという方が多いのでは。それもそのはず、レストランとして経営されているのは数店舗という貴重な存在なのです。


メニューはパウチものが幾つか相席のテーブルにありました。「BAR」という名の通り、ビールとシウマイを楽しめるセットが推しなのは分かるのですが、しょくたんが今回目指したのはそれではなく…「シウマイカリー」というメニューなのです。なんですかそれは!?という感じですよね。

というわけで待つことしばらく。早速やってきました!
シウマイも頼んでみましたが、これもいつものお持ち帰りシウマイよりも大ぶりな特製シウマイ!カニとエビと通常のお肉バージョン3種です。

こちらはエビシウマイ。蒸したてホヤホヤをぱくり!
むっちりした崎陽軒様のシウマイの風味そのままにエビもたっぷり入っています。

お馴染みのシウマイですが食べ慣れている「昔ながらのシウマイ」よりも大きく食べ応えも充分。
さて、いよいよ「シウマイカリー」へとスプーンを伸ばすのではありますが、実はしょくたん、期待はしているものの一抹の不安もあったのです。
「そこらのカレーにシウマイをポンと入れただけでは?」と。

見た目はドロッとした感じ。お肉や野菜がゴロゴロ入ってる感じはなく、煮込んである系のイメージです。えーっと…これのどこがシウマイカリー?

ま、まさか!!このかたまりは…

お米の上に置いて真っ二つにすると、見覚えのあるグリーンピースが見えました!
これは間違いなく崎陽軒様のシウマイ!原型は留めているものの、じっくりと煮込まれているのが分かります。中までカレーが染み込んでいます!

というわけで早速シウマイカリーをいただきます!
「けっこう辛いぞ!!」が心の中の第一声。
スーッと鼻に抜ける香辛料の風味。これはかなり本格的なカレーであることを確信。そしてシウマイにはカレーがシミシミと染みこんでおり、辛ジューシー!完全にシウマイというジャンルを超えて新しい美味しさと出会っている!!
シウマイカリーはしょくたんが一瞬疑惑を持ったような適当なものでは決してなく、むしろ崎陽軒様の気合いすら感じるぞ!確かに崎陽軒様の発祥の地も日本でのカレー発祥の地も同じ横浜。運命すら感じるコラボレーションだったのでした。
「シウマイカレー」ではなく「シウマイカリー」なのも発祥の地ならではの呼び方かもしれませんね。諸説ありますがカレーが伝わった時に日本人が「カリー」の発音が難しく「カレー」になったとか。
なにはともあれ、とにかく美味しい崎陽軒様。
いつまでも私たちに美味しいシウマイを作り続けていただきたいです!
「横濱崎陽軒 シウマイBAR」様、ありがとうございました。
