食に特化したクリエイティブカンパニー HIRASAWAは、食品業界に携わる全ての方々へ敬意を払いつつ、社会的責任のもと、創造や変化に“デザインの力”で世界へ貢献します。

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東京ベイ潮見プリンスホテル様「抹茶アフタヌーンティー 〜Scent of spring〜 」メニューデザインを担当させていただきました。~ イラスト・メニュー制作編~
2023.03.30
#お知らせ
東京ベイ潮見プリンスホテル様「抹茶アフタヌーンティー 〜Scent of spring〜 」メニューデザインを担当させていただきました。~ イラスト・メニュー制作編~
2023.03.30
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#飲食店

東京ベイ潮見プリンスホテル様にて2023 年 4 月 1 日(土)から 6 月 30 日(金)まで販売される、春の香りと抹茶スイーツが楽しめる「抹茶アフタヌーンティー 〜Scent of spring〜 」。HiRASAWAはフェアでご使用されるメニューのグラフィックデザインを担当させていただきました。

第1回の ~お披露目会 編~ に続き第2回目は ~イラスト・メニュー制作 編~ です。制作にまつわる話としてイラスト担当の大野、グラフィックデザイン担当の周藤の “制作秘話” をお届けします。

<イラスト担当:大野>
ーどのようにしてイラストを描き起こしたか

「リアル感もありつつ手描きのタッチが伝わるようなイラスト」というご希望をいただき、いくつかタッチの案を提出した中から「リアル寄りでありながらもシンプルなタッチ」に決定しました。実際の商品画像を見ながらスケッチブックにペンで線画を描いて着色するというかたちで全商品のイラストを仕上げました。普段の業務ではあまり描かないタッチだったこともあり、新鮮な気持ちで楽しく取り組ませていただきました。

「苺in抹茶モンブラン」

ー注意した点

選んでいただいたタッチ見本のテイストにいかに近づけられるか。シンプルに描きつつもそれぞれの商品の魅力がきちんと伝わるように描くことです。

ー制作全体を通じてアピールしたいポイント

どのイラストも自信作です!メニューをご覧になられた方の反応が楽しみです。今回はおしゃれなスイーツのイラストでしたが、料理などのリアル調の水彩画やチョークアート風のドリンクのイラストも手描きで制作しています。漫画タッチからリアル寄りまでご希望のテイストに近づけて描けますので、ぜひイラストのお仕事もHiRASAWAにお問合せいただければと思います。

 

<グラフィックデザイン担当者>
ー完成したイラストをどのようにデザインに活かしたのか

やわらかい手描き風の世界観を崩さないようにイラストまわりに装飾を施しました。タイトルも同様にやわらかいイメージのフォントにしています。メニューを手に取られたスイーツ好きの皆様に興味を持っていただき、実物とイラストを比べてみるなどの遊び心もあわせ、フェアとご一緒に楽しんでいただけるメニューデザインを意識しました。


ーデザインを進めるうえで気をつけたこと

商品名は長いものもあれば短いものもあります。文字の大きさや日本語・英語のレイアウトなどバランスを取ることに気をつけました。英語の部分はデザイン処理をすることにより全体にメリハリをつけスッキリとしたレイアウトにしています。

ー制作全体を通じてアピールしたいポイント

このメニューはお持ち帰り可能というお話を事前にヒアリングしていたので、持ち運びがしやすいサイズ感であり、ご自宅などに気軽に飾っていただけるようにカジュアルな「ポストカード」をイメージしました。フェア会場のTIDE TABLE様の装飾であるチョークアートとの親和性も考慮し、店内の雰囲気に違和感なく馴染むデザインに仕上げたこともポイントです。



写真で見せるリアルな描写の「美味しそう」という表現方法はメニューデザインの現場では度々用いられますが、イラストに置き換えた場合、実際にはないポップな色が使用できたり、デフォルメしたりなど一気に表現の幅が広がり自由度が増します。“やわらかさ” や “かわいらしさ” の新たな描出が生まれ、実際の商品が運ばれてくるまでのワクワク感の演出作りにも一役買います。

HiRASAWAではイラストを用いたデザイン実績も多数ありますのでぜひお気軽にご相談ください。