メニューデザインをはじめとしたWORKSページです。課題が見えている方も見えていない方も全てのヒントとアクションはここから生まれます。

WORKS

高級和食店の店内に馴染む美しいレーザー刻印が特徴のメニューブック。本革を使用した帯がアクセント(no.118)
メニューブック

株式会社セオリー
方舟大吟醸いろり銀座中央通り店
メニューブック

オペレーター/土橋
ディレクター/鍵和田
クラフト/杉本・芦田

全席個室、全部屋に「囲炉裏」を完備し、北陸・新潟から集めた北信越の極上の食材を囲炉裏で楽しめる方舟大吟醸いろりは、FOODは事前予約のコースのみ、提供される食材も日によって変わる為、本日のお品書きで対応。DRINKに関してはブックタイプを使用しているが、テーブル中央の囲炉裏の熱により劣化・損傷が激しく、熱に耐えうるメニューカバーのご要望をいただきました。新潟県・富山県・石川県・福井県・長野県の5県の食と酒を北陸の温泉宿を訪れたかのような非日常空間で楽しむ・こだわりの同社アッパー業態の店舗にメニューブックとして課題を解決するカバーとして「木材と本革」を使用したメニューを提案しました。
・シナ合板:無垢材をカバーとして使用する場合の1/3の厚みで反りにも強い。木目を活かした塗装で店の雰囲気にも合わせながら耐水強化(拭ける・水濡れ)・熱による焼き付け対策。レーザーによる名入れでオリジナル感・高級感
・本革(床材):合板を表紙としてブックとして成立させるため、本革の帯を使用。(合皮では溶ける)革製品を製作する際に革の厚みを調整する工程で出る床材を使用することで熱に強く・部材コストの負担軽減。
・組ネジ:留め具(金具)が表面に出ていると熱をもち火傷の原因となる為、表面に金具が出ない仕様に。
・中面:「衛生面より中面も拭きたい」・「改訂は先方社内で対応したい」との要望からビニールポケットは使用。少しでも熱から遠ざける為、通常よりもマージンは大きめに。
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