

第8回
企画生産部
芦田 寿宏
私の家はパン屋を運営しています。「TTÄKK」という名前の店です。
水曜日と土曜日の週2日開店をしています。
「既存のパンをもう一度デザインし直す」というテーマを掲げて店をオープンし、
オリジナルの天然酵母から作り、日々お客様に喜んでいただけるようなパンづくりを目指しています。
早いもので開店から5年目を迎えました。
経営をしていて気が付いたことは、パン屋は一年を通して「季節のイベント」と密接に関わっていることが多いということです。
ではいかにそれを商売としてのチャンスとして捉えるか。
季節ごとの行事とパンの関りをご紹介します。

(1月 / ガレット・デ・ロワ)
1月はお正月。ガレット・デ・ロワの出番です。
ガレット・デ・ロワとは主にアーモンドクリームが入ったパイ菓子です。
中にはフェーヴ(ソラマメの意味)と呼ばれる人形が入っています。
1月のパン屋で多く見かけます。

(2月 / バレンタイン企画)
2月はバレンタインデー。チョコレート系のパンが大盛況となります。どのお店もチョコレートのパンがメインを張りますね。

(3.4月 / 桜のタルト)
3月末から4月にかけては桜が満開になります。それに合わせて桜あんや塩漬けの桜を用いたパンが盛況となります。

(5月 / 新緑をテーマにしたメニュー)
5月は母の日です。
贈り物として商品を購入されるお客様も少なくありません。いつものパンに加えて焼き菓子なども用意することで需要を喚起します。

(秋 / ハロウィンの指クッキー)
秋になるとハロウィン向けの商品が出回ります。
カボチャ味の商品や、ホラーモチーフのパンや焼き菓子が発売されることが多く、見た目にこだわった楽しい商品がハロウィンシーズンを盛り上げます。

(12月 / シュトーレン)
クリスマスが近くなると、ケーキを発売するパン屋もありますが、最近のパン屋の本懐というと12月は「シュトーレン」です。
シュトーレンとは、ドイツが起源のパン菓子で、クリスマスへ向けその日まで少しづつ切り分けて食べる習慣があります。

(夏 / 涼し気な夏メニュー)
ちなみに夏のパン屋は他の季節に比べて混み合うことは比較的少ないといわれています。
有名店と呼ばれる人気のお店に買いに行く場合はこの季節が狙いどころです。

〒162-0042 東京都新宿区早稲田町70-8 HiRASAWA bldg.Ⅱ
【適格請求書発行事業者登録番号】T1010001006705